ホタテニュース 〜週刊水産新聞記事より〜

2018年2月14日現在
 成育に黄信号 耳づり作業に大きく影響
 噴火湾の稚貝 
 ある養殖漁家によると兆候は昨年末から現れており、特に内面着色の割合が例年よりも多かったという。「昨年11〜12月は一昨年の状態に似ていた。来年の加工貝出荷は昨年同様に相当厳しい」と懸念する。
 胆振管内は、礼文地区の成育が比較的良好。へい死や内面着色、変形の割合は2〜3割程度で7〜8割は順調に成長している。しかし他地区の成育は低調で、健全な稚貝は1軒当たり2〜4割程度という。
 「8割使える漁家もあると聞くが数軒に限られる。昨年9月に行った早い分散で6割、10月以降の分散は良くても3割程度しか使えない」と説明する。
 渡島管内も不良な稚貝の割合が拡大している。長万部は地区ごとに差はあるが「恐らく1軒当たり約半分は使えない」と漁業者。「一昨年は状態が悪くても7〜8割耳づりできたが今年はそれ以下」と危機感を示す。
 落部の漁業者も「昨年の11月ごろから変わり始めた。使える貝は昨年末で6割に落ち込み現時点で半分になった」と説明。調査を実施したばかりの森も「半分近く耳づりできない可能性が高い」という。砂原や鹿部も似たような状況にある。
 一部では日本海から稚貝を手当てする動きも。漁業者は関係機関に対し「異常貝になるメカニズムを早く調べてほしい」と訴えている。
 37%減6万4996d 青森1月末実績  
 
 青森県の昨年4月〜今年1月ホタテ水揚げ実績は、前年同期比37%減6万4996dとなった。年間計画に対する進ちょく率は92%。金額は22%減155億2346万円(税抜き)、キロ平均単価は23%高239円。
 成貝は34%減2万億3952d、37%減65億5922万円、、5%安274円。耳づりが32%減1万9734d、かごが57%減2629d、地まきが20%増1589d。また稚貝は42%減131d、半成貝は39%4万913d。
 加工処理分配は、ボイルが5万2443dで全体の81%、生鮮が5783dで9%、冷凍が3758dで5%。前年同期と比べボイルが11ポイント増、生鮮が2ポイント減、冷凍が10ポイント減。缶詰は2361dで4%、干貝柱は545dで1%となり缶詰が1ポイント増、干貝柱が横ばい。
    
 
 
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