ホタテニュース 〜週刊水産新聞記事より〜

2019年4月1日現在
 いぶり噴火湾 耳づり開始目前 作業早め好成長期待
  
 いぶり噴火湾漁協の耳づり作業は、3月中旬から始まる漁家が増えそうだ。加工貝(2年貝)の減産で終漁が早まったことに加え遅い耳づりの生存率が低いため。今年の稚貝も成育不良が目立ち「本数は昨年より少なくなる」と、着業者は気をもんでいる。
 いち早く開始した有珠地区の海野安則さん(第十八喜洋丸=6.6d)は直径5.5aの選別穴を使用し2月末に始めた。「生きている貝は6〜7aに成長しているが全般に成育が悪い。3分の2程度だった正常貝は3分の1に減ってきた」と嘆く。
 加工貝出荷は2月中旬に終えた。例年だと1日150〜200本の耳づりロープを揚げるが「今年は300本揚げても1dにならなかった」と肩を落とす。
 毎年4月から耳づり作業を始めている虻田地区の瀬野尾恒之(瀬栄丸=7.3d)虻田ホタテ養殖部会長は7日に開始。「遅い耳づりはへい死しやすいため前倒しした。数日は出荷作業と並行して行う」と話す。
 稚貝の状態は「成長しなかった貝や変形・欠刻が多い。選別して耳づりできる貝は4割程度だろうか。今年は貝が残っていても5月の連休明けには作業をやめる」と渋い表情だ。
 西湾と野辺地大規模産卵 陸奥湾成熟度調査  
 
 青森県産業技術センターの陸奥湾成熟度調査によると、西湾と東湾の野辺地町で大規模な産卵が始まった。停滞している東湾の他地区でも今後の昇温刺激で産卵が始まる見通し。西湾の親貝数が少ないため、採苗器は例年より多めに準備するよう促している。
 4〜6日に湾内8地点で養殖2年貝、5日に東湾1地点で地まき貝の調査を行った。養殖2年貝の生殖巣指数は西湾平均が19.4と前回より4.1減少、東湾平均が22.4で前回とほぼ同じ。異常貝率は西湾の青森市奥内で80%、東湾の川内実験漁場で70%と、かなり高い地区がある。
 一方、ラーバの予備調査では西湾平均が1立方b179個、東湾平均が同331個と、前回の各73個、119個より増加した。
   
 
 
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