豊浦沖高圧微細発生実験

2001年09月03
実験1
実験2
発生器本体
垂直噴射   反射板付一本ノーズル
使用エンジン・ポンプ
クボタOC52、クラウンML C
毎分吐出水量 30L
毎分空気流量 120L
気泡サイズ構成 未確認
実験目的
この実験は微細気泡の拡散状況を魚群探知器で見ることができるか、確認するため行いました。
そのため、流速、水平方向の広がり、等は、調査不十分ですが、性能の確認は出来ました。
魚探モニター解説
微細気泡は発生地点より潮流に乗り流れ、開始より30分後気泡群を母船より30m位置で確認、母船より50m位置でも確認。
それ以後は徐々に鉛直方向深部から減少し70m地点で確認不可能。
結果
70m地点で気泡が映像に写らないのは、気泡の一部が溶解し減少した事と、拡散により気泡密度が減少し映像としてセンサーに反応しないことが考えられる。
養殖海面規模に応じ、発生量を10倍〜20倍と増やす事で、広範囲に渡って酸素補給が可能と言える。
潮流の強弱、流れの向きの変化、発生量、発生時間の長さ、発生水深、等で拡散範囲はまだ広がると考えられる。

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